魔法少女リリカルなのはStrikerS 第23話「Stars Strike」

魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.8 [DVD]

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タイトル通り、スターズ小隊にほぼ話を限定した展開。
全体を少しずつ進めるより、一場面一場面を丁寧に確実に進行させるスタイルの方が、これだけのキャラの多さになると向いてたことを、この段階になって証明した形に。
フェイト隊長が一度も話さないというのも珍しいけれども、まぁこれはこれで。
ブラスターモードを使用してのなのはの負傷を見るに、やはり強大すぎる力・魔力の反動に、なのはの体が追いつかないという風に捉えたいが。
魔力を自由自在に使いこなせないことを嘆くのではなくて、強すぎる力を制御するのは、それだけ負担であるよというアピールと演出というか。
なのは自身の体が追いつかなくとも、バリアジャケット等の技術革新で将来的にはフォローできる可能性も描かれているわけだし。
なのは(9歳)のときはエクセリオンモードですら限界だったのが、デバイスの強化とバリアジャケットの強化によって、さらに段階アップしたエクシードモードになったわけだし。
レイジングハートのシーリングモード(封印モード)もまた久しぶりな。
第1期のオマージュっぽい要素が散見されるけれども、個人的にこういうのはうれしい。
時空管理局の武装隊にも、ようやく見せ場が。
せっかくなのはが鍛えたと設定してるんだから、こういうときくらいは見せ場があってもいいわな。
個人的には、ゆりかごに突入する部隊がなのはの教え子たちで、なのはとヴィータを前に進めるために、一人また一人と盾になる展開も燃えるなとか思ってたり。
関係ないが、ヴィータを取り囲んでる新型が、遠めにはどうしてもシルバーデビルに見えてどうしようもない。
不思議なダンジョンのシルバーデビルは2回行動でとかく厄介なんだわ。(もっと関係ない)
スバルVSギンガ決着。うん、これならば満足という描き方。敢えて文句つけるような野暮はしない及第点。
よくしようと思ったら、恐らくキリがない。
クイント母さんとギンガ、スバルにある意味直接的な親子関係があったのは、予想はしてたが意外といえば意外。
伏線回収のときに敢えて取りこぼした意図はよくわからん。
ティアの戦いの緊迫感は実に良かった。最後の倒し方がちょっとあっさりしすぎなのが物足りないといえば物足りないけど。
「変化球がいいところに当たっちゃいました!」に見えてしまったので、あれがもっと鋭く、いかにも急所を目掛けてショットしました、と見えると満点だったのかなと。
そしてなのは、シャマル、ザフィーラ(あとは前回のフェイト)は「逮捕」といっているけれど、ティアは「保護」なのね。
ギンガに対して使うならともかく、なぜティアはこの3人を保護としたんだろうか。
ああ、しかもまだノーヴェとの決着はついてなかった。
次回はライトニングメインなのにどうするんだろう?