艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆2 原作・監修:「艦これ」運営鎮守府 著:内田弘樹 イラスト:魔太郎 ファンタジア文庫

シュヴァルツェスマーケン」の内田弘樹が描く、翔鶴型航空母艦2番艦の瑞鶴を主人公とした物語。
「幸運の空母」としての自らの役割に目覚めた瑞鶴は、鎮守府の他の艦娘たちとともに数々の作戦を成功へと導き、北方海域と西方海域の解放を達成していた。
これにより残存する海外勢力との連携も可能となり、近々海外艦その接触が行われるのではないかと、艦娘たちの間で戦局に対する明るい観測も広まりつつあった。
しかし、その楽観を許さざる深海棲艦の一大勢力が、南方海域に出現する。
自らの体を艦載機の飛行場として活用し、なおかつ移動も可能な飛行場姫の出現は、これまで、そして今後の深海棲艦との戦い方を一変させるのに十分であった。
この重大な脅威を排除すべく、瑞鶴たちは南方海域、かつての彼女たちが存在した世界では、「鉄底海峡アイアンボトム・サウンド)」と呼ばれる海域に出撃する。
内田氏の描く艦これライトノベル第2弾。
内田氏の力は折り紙つきなので安心して読める。
一方、本書の発売直前に、内田氏を取り巻く界隈でちょっとした出来事が起こる。
鶴翼の翼を手にして「内田大明神」に祈りを捧げると、大型艦建造で大和だろうが大鳳だろうが、望む艦娘が手に入るというのである。
Twitterの内田氏に対するリプライは、大和や大鳳を手にした提督たちによる喜びの声が届けられるが、果たしてその効果のほどとは・・・。
ちなみに当方は大鳳レシピを回して翔鶴(3人目)という結果であった。