長谷川遥の結婚の問題、マリーのワイン畑と家族の問題はそれぞれが決着を迎えた。遥は婚約解消となり、また大学院に戻ることを選び、マリーはアルコールの飲めない体質の父親に、最高級のぶどうを使ったぶどうジュースをつくることを提案し、受け入れられる…

マリー一家との夕食を経て、マリーの父親が酒を飲めない体質であることに気づいた沢木。沢木の指摘が、それを知らなかったマリーに大きな影響を与える。ワイン作りにおける父親との関係に悩んでいたマリーは、話し合いがうまくいかずに困惑するが、沢木の贈…

美里、川浜たちから今回の旅行が結婚に直結していることを知らされた長谷川遥は、龍太との対決姿勢を明確にする。翌日、龍太を出し抜きフランスの街並みを縫うように追手の追跡を免れる。一方の沢木は、マリーとの一日を過ごし、マリーが父親に気兼ねしてワ…

長谷川遥を追ってフランスまでやってきた沢木たちは、遥を探す途中で日本語を話せるフランスの少女マリーと出会う。既に資金が乏しくなった沢木たちは、マリーを頼って遥を探すことを決める。

樹ゼミの面々が出店を始め、金策に奔走していたのは、フランスに飛び立った長谷川遥を連れ戻すためだった。沢木は、美里と川浜の両先輩を引き連れてフランスへと出発する。

長谷川遥の奪還のために、樹慶蔵教授は遥の父親を呼びだし日本の政財界重鎮と酒を飲み交わすことで、遥の父親を牽制することに成功する。樹ゼミの面々もまた遥の行き先がフランスであることを知る。

退学届を提出し婚約者との婚前旅行を強いられた長谷川遥を乗せた飛行機は、フランスのパリへと到着する。ちょうどその頃の日本時間、農大では収穫祭が始まっていた。

令嬢である長谷川遙は父親から早く身を固めるように強要される。遙は大学院での研究成果が出るまでは結婚するつもりはないと固辞するものの、父親の強硬策によって婚約者との婚前旅行に出発させられてしまう。

発酵蔵の隠し扉が昔の軍の地下通路に通じていると考えた及川は、直保らとともに調査を続ける。しかし、樹教授から明かされた事実は、日吉酒店がかつて酒蔵だった頃に建設された蔵と通路であり、大学の地下にあったものについては保存した上で、温度管理の観…

大学内の謎の通路が気になる及川葉月は、沢木を連れだして大学の歴史を調べ出す。たまたま見つかった大学寮にある地下通路をたどると、その通路は大学へと通じていることが発覚する。

リメイクでもなく、前作からの厳密な続編でもなくもやしもんが帰ってきた。樹ゼミによる酒づくりの最初期から再開。ながら見するにはちょうどいいのかもしれない。