沼を攻略することに成功したカイジたちは大金を手にした。経費や借金を返済して、坂崎、遠藤と利益を分配する。利益分配後、カイジはこの利益を45組の救出に使い、さらには6人で分配するという。そんなカイジの様子を見て、遠藤はつくづく救えないと感じるの…

絶体絶命のカイジの目の前に現れたのは、軍資金を携えた坂崎だった。坂崎の軍資金によって3段目のクルーンは玉で埋め尽くされ、ついに沼は陥落する。

ついに3段目のクルーンを攻略したかに見えたカイジだったが、沼に仕掛けられた最後のトラップが発動してしまう。トラップに対して万策尽きたカイジは、ついに玉が尽きてしまい万事休す・・・！

排出口から玉の排出が始まり、最早絶体絶命のカイジ。だが、排出口の中で玉同士が引っかかり詰まるという奇跡が起きた。それは1段目、2段目のみならず3段目にも発生していることが発覚。いよいよ沼とカイジの勝負も大詰めを迎えた・・・！

ビルの傾斜と沼の細工が、まさかの現象を生んだ。沼から死に玉が排出されなくなり、排出口から遡るようにクルーンに向けて玉が積み上がったのである。これにより1段目、2弾目を無効化したカイジだが、3段目はそれでも難攻不落であった。

三段クルーンの突破口を見出したカイジだが、用意した5000万円を使い切り万事休す。この危機を、カイジが遠藤が海外逃亡用に確保していた隠し資金を使って乗り越えるべく、遠藤を説得する。

三段クルーンの策を打ったカイジ。その甲斐もあってあと一歩で攻略というところまで一条を追い詰める。しかし、その一歩が届かぬまま軍資金は残りわずかとなっていった。

ついに第三関門である三段クルーンにたどりついたカイジ。だが、三段クルーンにも当然ゴールに至らない仕掛けがある。カイジは、その仕掛けをある大胆な方法で突破しようと既に策を打っていた。

第一関門である釘を突破したカイジだったが、第二関門であるゲートに阻まれていた。だが、事前にゲートに仕込んだ策が徐々に効果を発揮し、ゲートはその機能を果たせない状態になる。カイジはいよいよ第三関門であるクルーンへと挑む。

第一関門である釘の設定を突破したカイジだが、釘の先には第2関門であるブロックが存在した。リモートコントロールによって玉を全て弾くブロックに、カイジは対抗する手段はあるのか・・・？

沼に挑戦することとなったカイジの策の内の一つは、一条たちの使用する釘の調整棒を細工することだった。細工されたと気付かない一条らは、沼の釘設定をキツいものにしたと信じ込んだまま、その実、最も緩い設定よりもさらに緩い状態にしていたのである。

総集編を14話とカウントするようで、今回は15話。逆転の秘策を思いついたカイジは、坂崎とともに再び沼に挑むも、これといった成果もなく敗北する。そしてカイジが地上にいられる最終日、三度カイジは沼の前に現れる。

「沼」攻略のための糸口を見つけたカイジだが、「沼」に挑むためには当日の軍資金と様々な仕込みをするための資金が必要となる。それらの資金を確保するため、カイジはある男を仲間に引き入れるべく動き始める。

坂崎の策も通じずに用意した資金を使い切ってしまうハメに・・・。失意の坂崎を引きずって帰るカイジだが、このままでは終われない。

十二分に策を練ったと思われた坂崎の計画だが、店側には察知されていたことに気付くカイジ。しかし、退くに退けずに勝負は続行されてしまう。

坂崎という男に誘われたカイジは、帝愛が絡む裏カジノに設置された1玉4000円のモンスターパチンコに挑む。

班長とのチンチロ対決に完勝したカイジは、仲間たちたちからの期待を一身に背負い地上へ。地上にて全員分の借金を返済するためのギャンブルを探す。

班長のイカサマサイコロの使用を看破したカイジは、一気に反撃に出る。

イカサマの方法にカイジが気付いたのかどうか疑心暗鬼となる班長。2投目までのカイジの様子から、気付いていないと判断した班長はイカサマのサイコロを投入する。しかし、そのサイの目が確定する直前、カイジが動く！

班長との対決はカイジの読み通りに動く。他の班のギャラリーも集まり、対決の行方はどうなる・・・？

班長からのいじめに耐え抜き、班長からの借金も返済したカイジは満を持して班長との賭場勝負に臨む。

班長のイカサマの手口に気付いたカイジ。だが、イカサマを糾弾しても状況が劇的に変わるわけではない。そこでカイジは逆転のための段取りをつけ始める。

ギャンブルの感覚を取り戻したカイジによる独走状態に陥るも、まさかの大逆転負け。カイジは奈落の底でもさらに底辺へ！

班長の誘いでチンチロリンをすることになったカイジ。いきなり出だしからの負けこみにギャンブルのざわめきを思い出す。

借金にまみれたカイジが地下の強制労働所に送られて、そこで得た対価を欲望のままに使いこんでしまうお話。