U.C.0079年12月1日

EFN、地球連邦ニュースの時間です。
昨日、地球連邦軍ジャブロー総本部がジオン公国軍の大規模な襲撃を受けました。
現在、襲撃部隊は撤退し残存部隊の掃討戦に移行しています。
ジャブロー防衛作戦を指揮したアントニオ・カラス中佐によれば
「大規模な攻勢であったが、ジャブローを落とすには少なすぎる戦力だった。彼らも焦っているという証明であろう。」
と語り、オデッサ陥落以降の公国軍が弱体化していることを暗に示唆しました。
また本防衛作戦には連邦軍の制式量産型MS、RGM-79 ジムが多数投入されたとのことです。
これまでMSの存在を公式には明らかにしていなかった連邦軍でしたが、ここへきてようやく正式な発表が為されました。
カラス中佐が言うには「本作戦はRGM-79のデモンストレーションに過ぎなかった。」とのことで、
今月以降の連邦軍の本格的な反撃作戦に絶対の自信をのぞかせていました。
同時に、中立のサイド6を通した公国軍の発表によれば、地球上より地球攻撃軍を撤退させるとのことです。
しかし、これは降伏ではなく彼らに地の利のある宇宙での決戦を見込んでの意味合いが強く、
依然として戦争状態は継続される模様です。
最後に、昨日は連邦軍本部の防衛上の関係で当番組を休止させていただきましたことをお詫び申し上げます。
EFN、地球連邦ニュースをお送りしました。