宇宙海兵隊ギガース 第1-3巻 今野敏 イラスト:深野洋一 講談社ノベルス

宇宙海兵隊ギガース (講談社ノベルス)

宇宙海兵隊ギガース (講談社ノベルス)

宇宙海兵隊ギガース〈2〉 (講談社ノベルス)

宇宙海兵隊ギガース〈2〉 (講談社ノベルス)

宇宙海兵隊ギガース〈3〉 (講談社ノベルス)

宇宙海兵隊ギガース〈3〉 (講談社ノベルス)

第3巻までは1年おきにリリースされていたシリーズ。
そのため、新刊が出るたびにこれまでの内容の大半を忘れていて、しかもあらすじもないので既刊を読み返していた。
そして4巻は第3巻刊行より3年後に発行され、一時は本シリーズが完全に打ち切られたものだと思い込んでいたので、それこそ内容をほぼ完全に忘れている状態だった。
物語の主軸は、地球連合軍と木星圏より独立を宣言したジュピタリアンとの戦争。
その中で何らかの目的のために送り込まれたうら若き女性パイロット、リーナ・ショーン・ミズキ少尉とその仲間たちの物語。
同時に、この戦争の背景を調査し、反戦運動展開の努力を続ける者たちの物語でもある。
ストーリーと同様に、世界設定にも力が入っているのが特徴的。
解説者はかつての早稲田大学ガンダム研究会の総帥、大塚健祐氏。