まぶらほ〜ゆうれいの巻・した〜 築地俊彦 富士見ファンタジア文庫

まぶらほ短編集第4巻。長編と合わせて第6巻。
これからまぶらほを読もうという方がいれば、「まぶらほ〜にんげんの巻〜」と「まぶらほ〜メイドの巻〜(必修科目)」の二つを押さえておけばよろしいかと。
で、この2冊がスイスイ読めるのであれば長編シリーズなり、
魔法を使いきった和樹がどうなるのか確かめるために「ゆうれいの巻」シリーズを追うなりすればよろしいと。
本作はその「ゆうれいの巻」完結編である。
内容
夕菜、玖里子、凛の協力によってついに最後の和樹の塵が収められた瓶詰を入手した。
しかし、そこで判明した残酷な事実。
和樹が人間に戻ればこれまでの記憶は失われてしまうというのだ。
だが、現在の和樹の状態は極めて不安定で、このままでは消滅してしまいかねない。
記憶のある不安定な現状を選ぶのか。
それとも、記憶を失ってまで人間へと戻るのか。
情け容赦ない選択が和樹に迫る。
「自分を忘れて欲しくない!」と泣き叫ぶ夕菜。
夕菜は我を忘れて和樹の肉体の塵が収められた瓶詰を投げ捨てようとする。
間一髪で食い止めた玖里子。
夕菜をなだめる凛。
玖里子は夕菜と同様の気持ちを抱きながらも、気丈に振舞う。
最後の選択は和樹にあると、全てをゆだねた3人。
だがその夜、何者かが和樹の部屋に忍び込み、和樹の塵を奪い去ろうとしていた。
なんと、その者の正体とは「私だって式森に忘れて欲しくない!」と嗚咽する凛であった。
彼女らのために現状維持を決め込む和樹。
だが、和樹に残された時間はもはや限界であった。
苦しむ和樹を見たくないと、和樹に最後の塵を渡す三人。
人間に戻った和樹は、本当に全てを忘れてしまったのだろうか・・・?
・・・って、やっぱりそんなオチかよ!Σ(゜ロ゜)
感想
凛たん萌え!最高!!神!女神!!
もうね、「私だって式森に忘れて欲しくない」って言った瞬間アイナブリッジしたね。
キタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!って。
凛の立場って「ラブひな」でいう素子のまんまなんだけど、らぶひなはしのむという強敵がいたせいか、そこまで萌え萌えしなかったんだよなぁ・・・。
まぶらほにはロリロリしたキャラがいないんで、このまま凛たん一筋で行きそうです。
→って、番外編でロリキャラキタ━━━(ノ゜∀゜)ノ ┫:。・:*:・゜'★,。・:*:♪・゜'☆━━━!!!!