某種アニメ

ほこたてつうしんさん(12月22日)に某種アニメを見終わったあとの感想が。

片や主人公サイドは「戦争はいけない。やめさせなきゃ」と青くさくて正しい理論を豊富な財源と素敵メカたちで彩り、威圧的な新造戦艦の艦首を並べて戦場を駆け巡る。あの武器はいけない、この武器はいけないって私設警察かって。平和を力でもぎとろうというのは、信じるものが違うだけで喧嘩をしている当事者たちと何ら変わりない。あれだけ平和論をペラペラ語るからには武器を取り戦闘に加担するのではなく、戦争を終わらせるための何かしら画期的な方法を模索してほしかった。見終えた感想は、どぎつい人体損壊とセックス描写が目立つだけで、監督が自負するほど新しくも革命的でもない普通のアニメだったよ。

このあたりは非常に共感と同意。
しかも最終話でのクルーゼとキラの言葉のやり取りがあったのだけれど、
歴代主人公の中で、初めて言い負かされてるんだよね。(;´Д`)
ジュドーにせよ、カミーユにせよ、それぞれの理想論かもしれないけれども、
確固たるものがあって、それを表に出して終わっていたんだけれども、
ガンダムSEEDでそれをやったのは、カガリくらいなんじゃないかな?
ラクスはラクスで結局結論を出さないで終わったし、監督も監督でラクスが考えていたことは
監督とその奥さんにしかわからんとか言って濁していたし。