マリア様がみてる いばらの森 今野緒雪 コバルト文庫

マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)

内容
 白薔薇さまの過去のお話。
 「いばらの森」というお話が白薔薇さまの過去に酷似しているという理由で、その作者が白薔薇さまではないかとのウワサが広まってしまう。
 当の本人はそれを否定するが、福沢祐巳島津由乃はそれを証明するためにも・・・と、
 作者の須加星の正体を探るべく、出版社にまで押しかけて・・・。
感想
 「今回は白薔薇さまメインのお話だから、紅薔薇派は出る幕ないかもよ。」とはid:Sharaku師匠の談。
 個人的な嗜好は確かに紅薔薇派(しかも祥子さま)だけれども、作品そのものにずぶずぶとはまり込んでいる現在、
 まぁ、紅薔薇にスポットが当たらずとも楽しめるんじゃないかと思って読み進めると・・・。
 「いいのよ。私が一方的に渡したかっただけだから。・・・・・・そうね。あなたが気にするのなら、代わりにこれをいただいてもいい?」
 キキキ、キタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!
 スポットライトに当たらずともこんなにまで輝かしいセリフを仰るなんて、さすがは祥子さまだ!!!
 もうこのページを読んだ瞬間にゴロゴロと床をのた打ち回りました。
 祥子さま、蝶サイコー!!(*´Д`)