H林堂書店を愛する友の会(Ver.2.0)

人生、長く生きていると何があるかわからないもので。(といってもまだ20年少々しか生きてないわけですが)どういうわけか、H林堂を愛する同志として、一度じっくり語り合いましょうということになり、(福)たんとして親しまれている(福)記者氏と飲み交わすことに相成りました。私一人ではとてもとても心もとない、ということで(福)記者氏承諾のもと、増援要請をしたところ、id:daidoziさん、id:huyuhaさん、id:Sharakuさん、id:Sorathさんが快く応じてくださり、総勢6名で飲んでおりました。(増援要請したうちの誰か一人でも来てくだされば万々歳とか思ってたら、全員ノリノリで参加表明された罠。)H林堂を愛する友の会の名の下に、H林堂T店に集合することに。
(福)記者氏が迷わずに到着できるよう、氏がフィーチャーしておられる「蟲師」を抱えつつ待機。ビル入り口の前で一人「蟲師」を抱えている姿が目立っていたのか、なぜか通行人に注目される罠。中にはわざわざ何の本かを覗き込んで確認される方までいらっしゃいましたが、にこにこと笑顔で対応。「書店や作者の漆原さんの回し者じゃないですよーっ!でもおもしろいのは確かなんですよーっ!」とか心の中で呟きながら(福)記者氏を待つ。「蟲師」が功を奏したのか、あっさりと(福)記者氏と合流した我々は当初の目的であったH林堂へ。(福)記者氏は氏のサイトで書かれていたように予約してあった「週刊わたしのおにいちゃん」を購入。抜かりなく万全の体勢を整えているあたりがさすがであります。その間に私は「蟲師」を全巻購入してみたり、各々「H林堂を愛する友の会」に恥じることない買いっぷりでございました。個人的には(福)記者氏を「マリア様がみてる」にハマるように仕向けようと思いつつも、この時点ではあえなく失敗。むむ、さすがは前線で活躍しておられる記者でいらっしゃいます。一筋縄ではいきません。H林堂での買物を済ませた我々はすぐ近くの酒洛へと移動し、いつものようにまったりと飲み。(福)記者氏から貴重なお話を聞かせていただきつつ、「プリキュア」のお話へ。日曜の朝早くだから中々見られないんですよね・・・と言うと、ちょっと残念そうな(福)記者氏。お話を通して(福)記者氏の「プリキュア」への愛はこれでもか、というほどに伝わってきましたので、以後、チェック入れるようにがんばります。氏はサイト上でも書かれていた通り、やはり未だ黒か白かを決めあぐねていらっしゃるようです。ここは一つ、男らしく両方いただきましょうというアドバイスは良かったのか悪かったのか。というか、よくよく考えてみると現在の私自身、マリみての「祥子さま」と「志摩子さん」で揺れ動いている状態なので、あまり人のことを言えないなぁと自分自身に苦笑。「いつ頃から私(福記者氏)のことを知ったのですか?」と聞かれたので、当時の読売新聞の夕刊に掲載されたシスプリリピュアの記事がきっかけですと返すと、「実は、あそこでは衛萌えって書いたんですが、本当は亞里亞萌えなんですよ。」と私にとってショッキングな事実が。(衛たん萌えな私)なんでも、記事に書く際に「亞里亞」の「亞」の字が新聞では避けなければならない字なんだそうで、そこを無理に「亜里亜萌え」としてしまうと、記事を読んだ通な方からは「わかってないヤツ」と認識されてしまう誤解を避けるために、敢えて衛と表記したのだと。なるほどなるほど。確か、(福)記者氏は以前氏のサイト上で「メイド」と「メード」の表記問題について触れられておられましたが、ある程度自由な表記が可能なネット上とは異なり、新聞等のマスメディアでは色々あるのだそうです。勉強になります。では、ぜひ「メイド」や「亞里亞」を可能になるようにがんばってくださいと告げたところ、がんばりますと返してくださいました。
話題がサイト運営に及んだ際に(一応、全員がはてなを含めてサイト持ちなので)、以前公開した私の冬の戦利品の話になり、量が尋常じゃないとの突っ込みを受けました。・・・まぁ、マリみての同人誌を50冊以上買ったのは確かに自分でもやりすぎだったなぁとか思うけれども、毎年、というか毎回こんな感じで夏目先生が殉職されていきます。コミケの話題にて、(福)記者氏の地方在住時代のコミケ参加に関する笑い話をしていただきました。なんでも地方配属になった1年目に、仕事を終えて深夜に車を飛ばして東京方面へ向かったものの、連日の激務で運転中に眠くなってしまい、もうこれはダメだと泣く泣く断念してUターンしたとか。今年の春から社会人となる私にも決して無縁ではありません。今度の夏は無理かも、とぼやくと皆して「四国から身を削ってでも飛んできてくれるよね?」と声を揃えられては「い、いいともーっ!(T■T)」と返す他ありません。
ちょっとお手洗いへと席を外している内に話題は「萌え」へと移ったようで、私が席に戻ると「ヘンタイ」とのお声がかかりました。なんでも、以前の綿棒を瓶詰妖精妖精さんの(蒼い風コードにより削除)に突っ込んだら萌えるとか、メイドさんに「ハンコください」と求められたら、一度限りの朱肉の交わりをもって主従関係の契約をするんですよね?とか、酔って口にしたことを全てぶちまけられていたらしいです。(;´д⊂) 困ったことに、「BPS」の美紗緒ちゃんが持ってたクッションが良かったとか言ったら、「今度はクッション萌えと来たか!?」と、またしても迷言を残してしまったようです。_| ̄|○
その後、今期のアニメの評判を情報交換しつつ、話題はインターネットへと。そもそも私が今回集まったメンバーと知り合ったことも含めて、今はネットを通じて同好の志と出会えるのがすごくいいよね、との結論へ。そもそも、インターネットがなかった時代はこうした趣味の仲間を見つける手段が限られていたわけで、今日のようにちょっとネットを通じて知り合えるというのは、昔からすれば考えられないことなのであります。だからこそ、こうした出会いの一つ一つを大事にしたいものだなぁと考えながらまったりと飲んでおりました。
良い飲みというのはまさに時間を忘れてしまうもので、(福)記者氏と過ごした時間はあっという間に過ぎてゆきました。実際に(福)記者氏とお会いし、抱いた印象なのですが、サイト上を通じて感じていたこととしては「趣味と仕事が一致しているのはうらやましいなぁ」というのが本音でしたが、それ以上に何より仕事にかける情熱がとてつもなく半端ではなく、熱心に話しを聴いてくださり、熱心に語ってくださり、こうした熱意が(福)記者氏を突き動かしているのかと若干印象を改めるのでした。また機会がありましたらぜひご一緒させていただきたいと思います。参加された皆様、お疲れ様でした。
追記
あ、(福)記者氏にマリみての魅力を語って語って語り尽くして洗脳するのを忘れてた。(えー や、(福)記者氏のことだから、きっと言わずとも第1巻を手に取って読んでくださるに違いない。