マリア様がみてる ロサ・カニーナ 今野緒雪 コバルト文庫

マリア様がみてる 4 ロサ・カニーナ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 4 ロサ・カニーナ (コバルト文庫)

清子伯母さまに萌えた。・・・ってロサ・カニーナの感想じゃないじゃん!Σ(゜ロ゜)
 そういえば、これまで(「ロサ・カニーナ」まで)に志摩子さんの挿絵ってあったっけか。
 なかったような気がするなぁ。せいぜい、キャラ紹介のイラストくらいで。
 で、「ロサ・カニーナ」までの志摩子さんのイラストはちっとばかし微妙だと感じていたのが正直なところだったんだけれど、
 これは次巻の「ウァレンティーヌスの贈り物(前編)」で一変し、一気にかーいい志摩子さんへと。(*´Д`)
 それが紅→白への前兆だったということか。
さて、再読して確認したことをつらつらと。
 志摩子さんはリリアン中学受験。静さまは2年も前(彼女が中学生の頃)から聖さまを慕っていたと。
 さらには聖さまと栞さんの関係も知っていたと。・・・覗き見?(えー
 なるほど、なるほど。こうしてみると初読ではけっこう見落としてる部分があるなぁ。
ところで、この「ロサ・カニーナ」では志摩子さんの一大危機だというのに、志摩子さんの影が薄いのはどういうことか。
 むしろ、静さまメインのお話と受け取るべきなんだろうが、志摩子さんファンとしては、ねぇ?
 「いばらの森」が「白き花びら」と対になった長作であるのに対し、
 本作は後編とは大きなつながりのない短編なので、えらくあっさりした印象を受ける。
「長き夜の」の整理。
 祐巳ちゃんの母親、由乃さんの母親、令さまの母親はリリアン女学園出身。
 僕もリリアン出身の奥さんがほしいなぁ。
 みんなでおねんねするシーンで、初読では「茶色にしましょう」後の流れがよくわからなかったんだが、
 聖さま祐巳ちゃんにちょっかい出す→祐巳ちゃん悲鳴をあげる→愛しのお姉ちゃんの危機と勘違いした祐麒きゅん、女部屋に特攻
 →女部屋に特攻しようとした祐麒を柏木が止める→その気配を察知した聖さま、明かりをつける
 って流れでファイナルアンサー?