フルメタル・パニック! -サイドアームズ- 音程は哀しく、射程は遠く 賀東招二 富士見ファンタジア文庫
音程は哀しく、射程は遠く―フルメタル・パニック!サイドアームズ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 賀東招二,四季童子
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/04/01
- メディア: 文庫
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これまでの「?」がつけば短編集、つかなければ長編書き下ろしの法則が崩れ、今回は「?」のつかない短編集。
これまでは長編が書き下ろしだったところを、今度からは長編を連載するという話だったようで、本作はその新展開第1弾といったところ。
「フルメタル・パニック?ふもっふ」にて公開された「女神の来日(温泉編)」をアニメシナリオから書き下ろすという少々特殊な収録の仕方も。
感想
冒頭でいきなり「稲城」の話題キタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!
稲城といえば、「ふたりはプリキュア」の舞台である若葉台も東京都稲城市にあるんですよ。
小学校時代の思い出が詰まった土地なだけに、妙に感慨深いものが。
アニメシナリオから書き下ろされた「女神の来日(温泉編)」の注目すべき点は二つ。
一つは、アニメ版で女性キャラの裸体の絶妙な隠しテクニックを披露したあのシーンを、小説ではどう表現するのか。
二つに、ガンダムSEED放映時のパロディであった頭に種が弾けるシーンをどうしたのか。
この二点に注目していたところ、前者はやたらエロースな描写を、女性読者に読み飛ばすよう警告した上で怒涛の執筆。
が、ガトー先生やってくれる!!(;゜∀゜)=3
二つに、種割れシーンはそのまま再現。そういえばこの人、ガンダムネタが大好きだったのを思い出したよ。・・・いいぞ、もっとやれ!(えー
しかし、アニメ版は2回分で終了してしまった「女神の来日」ですが、今回の原作を読む限りではまだ続きがありそうです。