神様家族 第2巻 発育少女 桑島由一 MF文庫J

前作を読み終えてちょっと考えた。
 あのLarzさん(id:Nachteuleさん)お勧めの一作だというのに、なぜ前半のコミカルな部分に馴染めなかったのか。
 後半の展開は思い切り私のドツボだったのにも関わらず。
 その理由は、笑いのリズムというかテンポにあった。
 要は、私が普段笑っている展開を予測して読んでいたところ、その展開とは微妙にずれたところで笑いの描写が起こっていたのである。
 言うなれば二人三脚で、「右足(結んでいる方の足)から行きます。」「右足(結んでいない方の足)ですね?」といって
 せぇのですっ転んでいる状態。(って言って誰かわかる人いるんだろうか・・・。)
 そこで、今回はまっさらな状態で最初から読むことにした。何事も先入観とか固定観念はよくない。
 →初っ端からフルスロットルでかっ飛ばして銀河の彼方で抱腹絶倒。
 ヤヴァイ、神様家族マヂヤヴァイ!
 だって、いきなりプロローグのタイトルからして「スクール水着ありがとー」ですよ!?
 その名に恥じぬ、ぢょしちうがくせいのスク水から始まるんですよ!?
 本編通して、ょぅι゛ょ、しょうがくせい、ぢょしちうがくせい、ぢょしこうせいとフルオプションなんですよ!!
 つか、イラスト描いてるヤスダスズヒト氏もヤヴァイ。
 こつえーこと駒都えーじ氏の得意とする見えそで見えないギリギリのラインを、針の穴を通すようなコントロールで射抜いてくるんスよ旦那!
 そら、ゴルゴ13もびっくりするんだから、私が笑わずにいられますかってんだ。
 でだ。今回は中盤手前からストーリー展開が読めて、これまたヤヴァイんっですよ。
 クライマックスが前回同様、私のドツボルート確定した瞬間だったから。
 あぁぁぁぁ、愛たんルルたん!もう、もうもうもう、これが泣かずにおられますか!
 研修の休憩時間にトイレに駆け込んで壁をガンガンガンでございますよ!
 はい、けつろーん!
 とりあえず笑いのある萌え(ギリギリエロスも許容範囲っぽい)が好きな方はチェック入れとこう。
 おにーさん、いやいや、「パパさん」との約束だ!