マリア様がみてる チェリーブロッサム 今野緒雪 コバルト文庫

さぁ、志摩子さん(と乃梨子たん)の独壇場だ!とランドリーで洗濯しながら読み返す。
 ああああ、やっぱり「チェリーブロッサム」はいいよなぁ、いいよなぁ。
 そもそも志摩子さんに転ぶ最初のきっかけになったのがこの話だもんなぁ。
 結局、卒業式当日の志摩子さんの心の揺れ動きは、第三者を通してしか語られなかったのだけれども、
 志摩子さんは志摩子さん自身の力で、何らかの結論を出して気持ちの整理をある程度つけていたんだろう、と脳内補完することにする。
 そこへ間髪いれずに乃梨子という存在が現れたのは、僥倖というかこんな簡単に使いたくはないけれど、運命というやつなのかもしれない。
 人は会うべくして人に出会うのかもしれない。
 あー、原作だけでももう涙、涙だというのに、アニメ版を見たらどうなることか。
 っていうかアニメ版が見られるのか見られないのか。(;´д⊂)
 レイニーブルーへ行く前に、もう一度抱き合って涙する志摩子さんと乃梨子たんを見ておこう。
そういえば、祐巳たんの誕生日は4月だったのね。祐麒きゅんと同学年の年子だから、祐麒きゅんは3月ということですか。なるほど。