マリア様がみてる 特別でないただの一日 今野緒雪 コバルト文庫
マリア様がみてる 18 特別でないただの一日 (コバルト文庫)
- 作者: 今野緒雪,ひびき玲音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 文庫
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はてなの「続きを読む」の機能を使えばネタバレしたくない人に配慮できるのね。
以後、マリみてのようにネタバレの回避を希望する人が多そうな作品はこれでいきます。
というわけで、以下ネタバレなので見たくない方はご注意を。
内容
時間は修学旅行前にさかのぼる。
紅薔薇さまこと小笠原祥子の口から発表された学園祭劇のタイトルは「とりかえばや物語」。
内容からして福沢祐巳と福沢祐麒の姉弟が主役になるのは明らか。
それだけでもハマリ役なのに、祥子さまはさらに配役に関してとんでもないことを提案する。
細川可南子は劇の練習が始まってからは一人不機嫌。
松平瞳子は演劇部とうまく行ってないらしい。
波乱万丈の学園祭を終えたそのあとに、祥子さまはまたしても祐巳を仰天させる。
感想
あとがきにて今野先生は「まさか全くなんでもないような一日を想像していませんでしたか?」
というような内容で始まったけれど、さすがにそれはないだろうと。
学園祭だったり、妹選びだったり、色々あったけれど、振り返ってみれば普通の一日だった、
というのを想像していたのだが、想像以上にドタバタした内容だった。
てゆーか、可南子の親父さんにはまたしても勇気づけられるなぁ。(えー
てっきり、細川夕子と聞いて「あぁ、可南子の妹なのね」と思ってたら、まさか2つ違いのお義母さんかよ!
そして瞳子は瞳子で祐巳の妹選びのスタートラインに立つフラグが。
「チャオ ソレッラ!」のラストによって可南子が一歩リードと思われたが、これで可能性としては五分五分に。
今回で妹は決まらないだろうと思っていたが、そこだけは予想が当たってしまった。
さーて、今回の志摩子さんは浴衣ですよ!浴衣!お
・・・でもね、今回志摩子さんの挿絵がね、ないんですよね。(;´д⊂)
ないのは志摩子さんの(蒼い風コードにより緊急削除)だけでいいから、挿絵はぜひほすぃ。