ガンダム・オペレーション ジャブロー編 Vol.3 セイカ トイブック事業部

オデッサ作戦を中心に、ザク、黒い三連星、マチルダ隊、ガンダムのサポートメカ特集。
ザクに絡めて、RMS-106 ハイザック、AMX-011 ザクIIIの紹介も。
資料を通じて、最近揺れているというか、ガンダマーの中でもしっかり理解されていなかったり、誤解されている事項を確認。

  1. ジオン公国軍の地上侵攻作戦開始は2月か3月か。
  2. ルウム戦役時に黒い三連星が搭乗していた機体はMS-05かMS-06CかMS-06Sか。

1については、現在のところ2月には月からのマスドライバーによる砲撃、地上への偵察部隊の派遣等、
その下準備期間であったとする説が強いようである。
2についてはMS-06Cとする声が多い。
MS-05であるとする声も依然根強いが、これは「ギレンの野望」のルウム戦役時のムービーにて、
彼らがMS-06CにMS-05の頭部を乗せた機体に搭乗していたことが描かれているためと思われる。
もう一つに、最近の資料にて彼らのカラーリングである黒とパープルを施したMS-05 ザクIがあるために混乱に拍車をかけたものと思われる。
黒い三連星は常に最前線にいたわけではなく、教導大隊の教官として新兵を訓練していた時期があり、
その際に搭乗していたのが、黒とパープルカラーのMS-05 ザクIだったと解釈する向きが強い。
(本来の機体はオーバーホール中だったために、旧式の機体で訓練を行ったと解釈されている。
また、新兵の訓練に高性能な機体は必要なかったということも一つの理由であろう。)
最後に、本資料の最大の不満点。
オマケにガンダムウォーカードをつけるのはいい。
が、本来MS-06J ザクIIのカードをつけるべきところを、MS-06F ザクIIのカードにし、なおかつその言い訳をガンダムウォーのシステムのせいにするな!
MS-06Jのカードはもう既に腐るほど出されている。
そちらを使わずに、02番のMS-06F ザクIIで済ませ、挙句にその理由をシステムのせいにするなど愚の骨頂。
資料さえよければそれで良いと思うな、もっと細かい点に気を配れ。
それができないようなら作るな。今、資料本を作るメーカーも腐るほどあるぞ!