機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編-鳴動の宇宙-

機動戦士ガンダムSEED DESTINYを視聴する方でガンダムSEEDを知らないという方は本三部作を見ておけばとりあえずOK。
ただ、本編との変更箇所が見られ、しかもその変更が今後のSEED DESTINYのストーリーを変化させかねない部分もあるので、
本編視聴済みの方もチェックは必要だ。
もっとも大きな変更点は、ムウ・ラ・フラガの最期が「戦死」から「MIA(戦闘中行方不明)」に変わったこと。
本編ではドミニオンの主砲が直撃した後、ムウ・ラ・フラガのメットを宙間に漂わせることで、彼の死を間接的に表現していたが、
今回はそのメットが削除されている。
これはすなわち、ムウ・ラ・フラガの生死を、今後のストーリー(SEED DESTINY)に反映させたいという意思の表れかもしれない。
些細な変更点としては、イザーク・ジュールがフォビドゥンを撃破するのは変わっていないが、レイダーをディアッカ・エルスマンが撃破している。
また、ジュール隊にシホ・ハーネンフースがいるという話だったのだが、発見できず。機体のみ出演しているということだろうか?
ストーリーそのものは変更されておらず、唯一今後を左右しうるのが冒頭にて述べたムウ・ラ・フラガのMIAのみである。
SEED DESTINYのネオ・ロアノークはムウ・ラ・フラガのクローンであるとまことしやかに騒がれているが、これで本人説も可能性は生まれたことになる。