電撃ムック アドバンス・オブ・Z 〜ティターンズの旗のもとに〜 Vol.3 メディアワークス

特権を与えられたティターンズへ抱く連邦軍将校のやっかみと、ジオン公国残党との戦闘をただひたすらティターンズに任せ、援護もしない連邦軍への怒り。
横暴なティターンズのイメージの一部は、こうした構図から発生したものもあるのではないか、と提示しているかのように映る本作品。
ティターンズの構成員の全部が全部、ジェリド・メサのようであったら、それこそ組織が成り立たない、ということなのだろう。
エリアルド・ハンターは連邦軍への怒りをNRX-044 アッシマー銃口を司令部に向けて威嚇するという報復手段を取るわけだが、
彼の隊長、ウェス・マーフィーは味方を威嚇するとは何事だとエリアルドを張り倒す。
地上でのテストを終えた彼らは再び宇宙へ。宇宙世紀0085年10月。
エゥーゴによる新型MS強奪事件まで、あと約1年半。