イリヤの空、UFOの夏 第3巻 秋山瑞人 電撃文庫

恐らく、文庫本を読んでいてその生々しすぎる表現に貧血を起こして電車内で倒れそうになったのは初めての経験。(実話)
私の感覚と照らし合わせてコメディの部分は非常にマッチしている。
サブリミナル的に意図して繰り返される文章表現も実に良い。
が、シリアス部分が微妙に好みとそれているのか、肌に合わないのか、よくわからない。
だが、はっきりとしているのは浅羽が例のものを無理やり取り出そうとする例のシーンのあまりにも克明な描写に、私は目眩と頭痛と吐き気を覚え、
そのまま混雑する通勤電車の中で危うく倒れこむところだったという事実である。