ジパング 第12巻 かわぐちかいじ 講談社

ジパング(12) (モーニング KC)

ジパング(12) (モーニング KC)

トラック諸島を引き上げ、パラオ諸島へと戦線を縮小する連合艦隊を援護すべく、イージス艦「みらい」は、近海に潜む米潜水艦を無力化していく。
草加第二次世界大戦終結させた最終兵器、核兵器という切り札をもってアメリカとの早期講和を画策する。
そのため、中性子理論の俊英であった倉田万作を担ぎ出し、自身は濃縮ウランを入手すべくハンス・クリューゲ博士と接触する。
イージス艦「みらい」のCICを担当する砲雷長菊池三佐は、当初は積極的に歴史に関与しないというスタンスの持ち主であったが、
草加の描いた早期講和への青写真を垣間見て大きく揺れ動く。