富士急ハイランド

2001年に公開されたhttp://www.e-field.gr.jp/「グリーンダイバーズ」を見逃して以来、もう二度と見られないものと悔しい思いをしてきましたが、富士急ハイランドで期間限定公開を行っているということで行ってまいりました。「ガンダム・ザ・ライド」は以前の訪問時に何度も何度も見たので、今回の目的は「グリーンダイバーズ」です。特に、アムロ・レイの搭乗するZガンダム3号機や青いアッシマーに興味津々。実際に画面で確認できた際には感無量でございました。
話は若干変わって、この上記2作品にはジャック・ベアードという若き士官が登場するわけですが、彼が最近ガンダムエース美樹本晴彦氏が連載している「エコール・ドュ・シエル」に登場*1して一部の間で話題になりました。が、「ガンダム・ザ・ライド」登場時のジャック・ベアード少尉は頼りないながらも新米隊長として奮起する好青年でありました。それが、「エコール」登場時には高飛車なエリートパイロットとして描かれていたことに少なからず衝撃を受けたのです。「グリーンダイバーズ」において救命活動をするくらいなのだから、そんな高飛車な性格のはずがないと「ガンダム・ザ・ライド」を知る誰もが思ったのです。しかし、「グリーンダイバーズ」を見ると、あながち間違いではないようにも感じられます。救命活動時、宇宙空間で対応したジャック・ベアードと大気圏高高度で行ったアムロ・レイと比較してしまうとその対応の仕方が、明らかにアムロの方が丁寧で、ジャックの方は的確ではあるのですが、少しばかり冷たいように感じてしまうのです。1年戦争を経て、アナハイム・エレクトロニクス社のテストパイロットを務め、RX-78GP-00ガンダム試作0号機、鹵獲したRX-178ガンダムMk-IIのテストパイロットを務めたことによって、経験が彼を増長させた部分があるのだろうか。とそのように感じられるのです。いずれにせよ「エコール」において美樹本氏がどのように今後の彼を描くのかが大変気になります。
今回、学生時代に参加していたhttp://www.geocities.jp/ganken0079/早稲田大学ガンダム研究会の皆さんとご一緒したわけですが、そんな中、先輩にあたるid:o-tsuka氏の映画研究会の先輩ということでこぐれ今日子さん*2の姿があったことに大変驚きました。めったにない機会ということなので、一人の脚本家の案が、どれだけ作品に反映できるのか、などを聞かせていただきました。良い経験をさせていただきました。幹事役を務めてくださったid:gusyaraku氏、本当にどうもありがとうございました。そして参加された皆様、お疲れ様でした。

*1:ガンダム・ザ・ライド、グリーンダイバーズのキャラクターデザインを美樹本氏が担当している縁で登場したものと考えられる

*2:脚本家。代表作の一つに「機動戦士ガンダムSEED」等がある。