機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 第2巻 ときた洸一 シナリオ:千葉智宏 角川書店

ユニウス条約締結直前に勃発した南アメリカ合衆国独立戦争の顛末。
連載時の本作を通じて判明した「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の設定は数多い。
ザフト南アメリカ合衆国支援に乗り出したのは、元々南アメリカ合衆国が大西洋連邦に併合される前は大洋州連合と同様にプラント支持を宣言していたことも大きい。
敵の敵は味方ということで、反地球連合の国家が増える分にはプラントにとって都合が良かったわけだが、
結果を見れば南アメリカ合衆国は世界安全保障条約機構に組み込まれてしまうことになる。
支援するザフトの中にはシグーディプアームズに乗るシホ・ハーネンフースの姿も。
ただ、彼女の愛機は第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において、アスラン・ザラジャスティスガンダムに撃墜されるという憂き目を見ている。
(同型機が存在するのであればかならずしもそうではないが。)