劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者

錬金術世界で兄以上の錬金術師に成長したアルフォンスと、現実世界にて生きるエドワードが協力し、双方の世界を救おうとする物語。TV版を見ていた人ならば楽しめると言われていたのだが、なるほど確かにTV版で語られなかった部分のほぼ全てに決着がついている。門を通り抜けたホムンクルス、エンヴィーはどうなったのか。ダンテに理性を奪われ暴走したグラトニーはどうなったのか、そして一人旅に出たホムンクルス、ラースはどうなったのか。これら全てが一つに収束し、そして現実世界と錬金術世界はリンクする。
現実世界のどこかへと消えた、錬金術世界から持ち込まれたウラニウム爆弾を探して処分するために現実世界に残ったエルリック兄弟。結局、ウィンリィが泣かされるラストなんだよなぁと。ところで、ロイ・マスタングは准将になってたような気がするが、何ゆえに彼を慕う元部下たちは大佐と呼んでたのだろうか。