機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY 皆川ゆか 講談社文庫

もう7度目くらいになる再読。
今回は宇宙世紀外伝歴史学の一環で、外伝年表作成のための資料として読了。
現在、外伝作品の2冊目を購入しては時系列の手がかり部分に付箋をつけている最中。
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」は元々力を入れて研究していたこともあって粗方下調べは終わっている状態だが、
細かく見ていくとどうにも辻褄が合わせられない部分を発見。
第11独立機械化混成部隊がキャリフォルニアベース掃討作戦に投入された後、
ブルー1号機のEXAM発動時のデータを解析すべく、クルスト・モーゼス博士のいるハミルトン基地へ移動するのだが、その直後にはニューバーン基地の警備任務に就いている。
そして翌日は、またハミルトン基地にてEXAMシステムの実験を行っている。(ニューバーン基地の警備任務を継続中であるにも関わらず)
ハミルトン基地とニューバーン基地の距離、関係にもよるがこのあたりをどう解釈すべきか。
手っ取り早いのは、オーストラリアのトリントン基地とチャールビル基地の関係と同じであるということ。
トリントン基地は核の貯蔵庫があるのだが、警備を物々しくするとジオン公国に感づかれてしまうため、
すぐ近くのチャールビル基地の戦力を増強し、トリントン基地には最小限の戦力しか置いていなかった。