さよなら、いもうと 新井輝 富士見ミステリー文庫

さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)

さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)

「DEAR」と「ROOM NO.1301」の新井輝の新作。
「DEAR」から「ROOM NO.1301」のシリーズへ移行したときもそうだったんだが、この人は短編をリリースし出すと新シリーズへ移行する気配が出てくるので非常に注意。
今回は純粋な寄り道っぽい短編だけれども・・・。
それはそれとして、短編としては悪くない作品。
ただ、主人公が妹への結論を出せずにいる中、周りの状況が変わって勝手に決着がついてしまったように思える。
消化不良というか中途半端な印象が残ってしまった感じと言えば良いのか。