魔法少女リリカルなのはA’s 第4・5話「新たなる力、起動なの！/それは小さな願いなの（前編）」

魔法少女リリカルなのはA's Vol.2 [DVD]

うわっ、ここまで盛り上げておいてそこで締めるのか！
いわゆるバトルものの典型例というか王道ですが、いやはや本当にお手本のような作品だなと。
それにしても今回はクライマックスまでは終始ほのぼのムードで、これは非常にヤヴァイですな。
ところで、「闇の書」の守護騎士たちは、ドラクエでいうレベル上げのために戦っていると言い換えることも可能で、
彼らにとってみれば、時空管理局は自分たちの目的を邪魔する中ボス〜大ボスといった感じなんでしょうな。
第1期でもフェイト側の事情を序盤から描いてますが、なのはシリーズは敵対勢力の背景も丁寧に描いているのが非常によい仕事だなと。
そのなのはシリーズ、第1期（1クール）、第2期（1クール）、第3期（2クール）という通常のアニメ作品とは少々異なる作り方ですが、
今後のサンライズが第1期（2クール）、第2期（2クール）という手法を中心にして通年（4クール）商法は取らないという体制なのを考えると、
実はなのは式の放送・制作というのは非常に有効な手段なのかもしれません。
今、色々ウワサが出てきている新作ガンダムでさえ、通年ではやらないという話もあるようですからね。
うわっ、ここまで盛り上げておいてそこで締めるのか！（2回言った）
第2期のDVDシリーズは第1期の3話毎リリースと違って、初回以外は全部2話毎リリースなのね。
そうなると4・5話のアクションとしての連続性を取るか、それとも5・6話のストーリーの連続性を取るかの選択になるわけだが、ここはアクションの方を取ったということかな。
なのは、フェイトの新兵器のお披露目、闇の書の力の片鱗、そして第3勢力の介入と見所が随所に。
ただ、若干作画がへたれているのが残念。
ストーリー展開としてのうまさは相変わらず強く感じるでき具合。
それにしても、檜山仮面はなんていうタイミングで現れるんだか。w クロノくんが全く活躍できてない。ww
監督が変わった影響なのか、第2期はレイジングハートというかDonna Burkeを魅せたいんだなという演出が見て取れる。
確かに、作品にDonna Burkeが参加するなら、最大限にかっこよく見せたく思うのが職人魂というヤツだろうなと。