魔法少女リリカルなのはStrikerS 第11話「機動六課のある休日(後編)」

魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.4 [DVD]

魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.4 [DVD]

なのは様シリーズで前後編と題されたときは、後編では話が区切られない法則!
まぁ、法則って言っても「魔法少女リリカルなのはA’s」の前例があるだけなんだが。
見るべきところが多く詰め込まれている回なので、まずは要点を整理するところから。

ギンガのバトルジャケット初披露なるも、変身シーンはなし。
ギンガの登場シーンで爆風にまぎれて現れるので、てっきり最短ルートを通るために壁を破壊しての登場かと思って噴いた。
「ちょwギン姉wwここ主要都市の下水道なのに!!www」
そうしたら、曲がり角からガジェット吹き飛ばしながら登場しただけだった。
ギンガの大胆不敵な戦いぶりに少々驚き。
通常任務から一般隊員と勘違いしている節が自分の中にあったのだが、
よくよく考えれば4年前の空港火災のときにギンガはフィールドを作って被災者をかばってたので、魔導師の才覚は高かったわけか。
バトルスタイルは大胆さと冷静さを組み合わせたもので、
ガリュウへの攻撃をかわされたスバルを結果的に囮として、すかさず間髪いれずに攻撃を仕掛けるギンガ姉はそれをよく描いていると思われる。
ナカジマ姉妹を見ていると、彼女らの母親もこうした近接戦闘に長けた魔導師だったのが推測される。
顕在化していない魔力・能力でいえば、エリオとキャロの潜在能力はスバル、ティアナより上なのだろうが、実戦キャリアはスバルとティアナの方が上。
陸士訓練校卒業後、2年間の実戦経験がある分、スバルとティアナがエリオ、キャロを引っ張っていっている。
4人のパーティでスバルが殿を務めている点は少々意外だったが、恐らく後方からの襲撃に備えて、ということなのか。
で、前方で敵機と会敵した際にはスバルが前に出ると。
下水道のような動きが制限される場所では、前方の敵よりも後方の敵の方が脅威であり、挟撃された際には全滅もありうる。
そのために、殿には強力な仲間を置くというのが兵法だが、ティアナはそれを忠実に守ったということだろう。
4人で行動中に人造魔導師の話題が上るが、その際に人知れず俯くエリオ。
スカリエッティがエリオを見て、フェイトと同様の人工生命体であることを匂わせるが、
フェイトやエリオの口からは、6歳の頃に保護されてフェイトが親代わりということ以外、自身の出自については語っていない。
一方のキャロは既に境遇が明らかになっており、なおかつそれを克服しつつあるが、今後のエリオはその点がキーワードになりそう。
陸軍なのに圧倒的な航空戦力として敵機を殲滅する八神はやて
ミッドチルダ上空での戦闘に、はやての持つ強大な火力は危険だが、その全てを敵機が都市上空に達する前に海上で撃墜。というか消滅。
リミッターを完全に解除して本来の魔力を発揮した際には、それこそ世界を滅ぼすほどになるのではなかろうか。
リミッターの存在は、どうやら一部隊での高ランク魔導師の保持数制限という建前のもと、高ランク魔導師の制御という意味合いが隠れているように察する。
恐らく、強大すぎる魔力は未熟な魔導師の体を蝕むので、それを防ぐという意味合いもあるとは思われるのだが。
リミッターの描き方一つで、世界観の捉え方も変わってくることになりそうだ。
追記
「軽トラ」の中の人曰く、「今回の見所ははやての黒おぱんつ(BJ)じゃないの?」と突っ込まれて噴いた。
はやてのおぱんつどこどこ!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)と思ってたら、クロノ提督が承認した直後にちっさい黒の逆三角形発見。
すげー、こんなところまで見つけるなんてすごすぎる!!!