天元突破グレンラガン 第1-8話「お前のドリルで天を突け!/俺が乗るって言ってんだ!!/顔が2つたぁナマイキな!!/顔が多けりゃ偉いのか?/俺にはさっぱり判らねえ!/てめら全員湯あたりしやがれ!!/それはお前がやるんだよ!/あばよ、ダチ公」

最大公約数的なスーパーロボットとしての物語と、一部リアルロボット的な側面を融合した作品にしたいのかなと見ていて思った。
スーパーロボットとして見たときに、どうみても奇天烈としかいいようのないデザイン(ドリル)なのに、
どうしてこう決めのシーンでは見る者を問答無用で引き込んでしまうのだろうか。
それだけの魅力があり、それだけスタッフの熱意が込められているというのはよくわかった。
そして非常に勉強になる作品でもある。
4話、6話のようなハズレもあるが、全体としてのクオリティは文句なしに高い。
例のガイナックスの問題発言騒動があったためにかなり白けた印象があったので敬遠していたのだが、食わず嫌いは確かによくなかった。
まぁ、自分たちの作品に絶対の自信を持っているのなら、なおさらあの騒動はやってはならぬことだったなぁという印象も強くなったが。
それもあって、役員が辞任までしたんだろうとは思うが。