R25 02/01-02/07 No.177 リクルート

前回は巻末のコラムで、フリーターを始めとしたワーキングプアについて触れられてたが、今回は老後を含めた自己資産の防衛策についての特集が。
いわゆるゆとりある老後を送るためには、どれだけの資産が必要になるかを計算したことのある若者は少ないと思うが、
逆に計算したことのある者は、その危うさに気付いて金融リテラシーを少しでも身につけなければならないと、MUSTな行動に出るはずだ。
現在、サラリーマン年収が十分にあるのであれば、通常の年金と厚生年金で普通の老後は送れると考えるかもしれない。
それでも、飽くまで普通の老後であって、決してゆとりある老後ではないことに気付かなければ、今の余裕は未来の焦りとなって返ってくるだろう。
闇雲に貯蓄すればいいという問題でもない。
今の日本の長期金利は1%程度であることを考えても、いくら貯蓄してもインフレ率が利息を上回ることは火を見るより明らかである。
そうならない可能性がゼロではないにしても、それは究極の楽観論であって、アテが外れたときには取り返しのつかないダメージを被るだろう。
ではどうするか。だからこその自己資産防衛策を身につけるための金融リテラシーなわけである。