機動戦士ガンダム00 第1巻 ソレスタルビーイング 木村暢 角川スニーカー文庫
機動戦士ガンダム00 (1)ソレスタルビーイング (角川スニーカー文庫)
- 作者: 木村暢,米山浩平,柳瀬敬之,羽音たらく,富野由悠季,矢立肇
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 文庫
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アニメ本編では語られなかった部分に関しても、本書は公式扱いとのこと。
序盤の世界側、ライバルたちの視点や彼らの身の回りの環境などは本編では語られなかった部分で興味深い。
そして何より、本書では第1話冒頭に登場するOガンダムのパイロットについて言及されているわけだが、それを含めて公式ということになるだろう。
となると、やはりOガンダムに搭乗していたのは、予想通りファーストガンダムの搭乗者だったわけだが、
しかしこのままではOガンダムのパイロットもまた「蒼月昇」とクレジットされることになるだろう。
ということは、「古谷徹」と名乗るに相応しいキャラクターが「機動戦士ガンダム00」に登場するから敢えてその名の使用を避けた、という仮定はここに断たれたことになる。
では、敢えて「古谷徹」を名乗らない理由はなぜか?と最初の疑問に戻ることになる。
現状では、もう一つの仮説である「アムロ・レイ=古谷徹」というのは、もはやブランドであり、これを大事にしたい(崩したくない)という説はまだ生きている。
だが、この説が正しいかどうか、それはインタビュー等で監督やスタッフあるいは古谷氏本人が言及しない限り検証しえない。
果たして、この謎に解答が提示される日は来るのだろうか・・・?