狼と香辛料VIII 対立の町 支倉凍砂 イラスト:文倉十 電撃文庫

ホロのおかげでエーブに追いついたロレンスたち。
彼らはエーブから、狼の骨に関する情報を得るために、しばし付近の町に滞在することになる。
だが、その町は古くから北と南が対立する町であった。
ロレンスたちはエーブに関わったがために、またしてもとんでもない事件へと巻き込まれていくが・・・。
今回のあとがきは普通すぎて肩透かし。というか、つまらん。
上下巻といいつつ、また伸び伸びになって上中下巻になったりしてね。
いずれにせよ、5巻までは1話完結というか単巻完結で読みやすかったのだが、変に引っ張ることを覚えて(覚えさせられて?)大変読みにくくなった。
それこそ、冗談ではなく2ヶ月連続刊行をするのであれば上下巻構成でもいいのだろうが、何ヶ月も間に置いて引っ張られると興をそがれる。