CLANNAD 特別編「もうひとつの世界 智代編」

渚や杏、椋といった面々と出会わず、智代、春原、岡崎の3人が親しくしている世界。
渚がいないので、朋也も渚と切磋琢磨して気づかぬうちに向上していたということもなく、智代にある意味依存している関係のまま恋人となる。
だが、智代は朋也と付き合うことで、本来もっと高みに行けるはずの力を奪われていると第三者がことごとく指摘し、朋也は智代と別れることを決意する。
智代がいなくとも、自分はやれる。その言葉通りに少しずつ前に進み、就職も決まり、卒業を迎えた朋也。
卒業式の帰り道、桜並木の保存が決定したと告げる智代を前にして、交わした二人の言葉とは・・・。
CLANNAD本編の内容と真反対に位置すると言っても過言ではないほどのシリアス&切ない内容。
本編直後の智代の魅力をフルに伝える特別編とのことだったので、てっきり最終回や番外編のような甘々&ラブラブな内容を想像していたら、全く違った。
これはこれで非常に綺麗な作品なんだが、最後を見るまで全く安心できない展開だった。