トップをねらえ! 第1-6話「ショック!私とお姉さまがパイロット!?/不敵!天才少女からの挑戦!!/初めてのときめき☆初めての出撃/発進!!未完の最終兵器!/お願い!!愛に時間を!/果てし無き、流れのはてに・・・」
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最早20年前の作品になってしまったこともあり、当時の時代を感じさせる作風や表現がやや本で言うところの日焼けた匂いを思わせる。
が、「ほしのこえ」が公開された際の評価にもあった「これはトップをねらえ!の焼き直しである」というのも合点が行く派手な宇宙戦闘の描写だった。
「トップをねらえ!」の宇宙戦闘、マクロスのミサイル描写は、もはや代名詞といえる表現方法になったのかもしれないと思った。
そういえば、不思議とガンダムでは大掛かりな戦闘の印象が不思議と薄い。
敢えて挙げるならば、ファンネルや背面の敵機を撃ち落とす「ニュータイプ撃ち」が代名詞的な印象深いものではあるが。
ガンダムの場合は、むしろ人物描写に印象深いシーンが多いので、その影響もあるのかもしれない。
以下、各話の簡単な感想。
第1話
ロボットもので腕立て、腹筋、組体操しているのを見たのは初めて。
演出とか、鉄ゲタとか、コテコテな部分もけっこうあるなぁ。
ギャグでやってるのか、敢えて狙ってやってるのか。
エンディングがイラスト調で、手書き文字とは・・・。
もはや、どこまで狙ってるのか全くわからん。
第2話
ユングの変わりっぷりに噴いた。
出撃時のBGMがここで初登場。
まさかのるくしおん登場にヴィヴィった。
第3話
エクセリオン、初めての実戦。
生きた宇宙怪獣の姿もここで初めて登場。
ただ、その姿ははっきりとは見えず。
初陣で何もできなかったタカヤの苦悩が見て取れる。
第4話
タカヤとユングの決闘。
スミスの死がタカヤをもっと強くと成長を促す。
艦隊が一斉にワープするシーンが圧巻。
そしてワープアウト後の宇宙怪獣の大編成も圧巻。
さらにガンバスターの発進シーン。見所多い4話。
最終話みたいな終わり方だなと思ったが、当初は4話構成だったのか?
第5話
ウラシマ効果によってズレる時間を表現。
10年もの時間は同級生を母親にしていた。
「敵が7分、黒が3分」という表現は名言だと思うが、なぜ7割、3割ではなく、7分と3分なのかが未だによくわからない。
オオタ中佐の軍の高官の会議への提案は、まるでギャグのような割り込み方だ。
半年後にはもう会えないかもしれないオオタを置いて飛び立つアマノは強いと思う。
合体シーンであの主題歌が流れるのね。
20年前の作品だけれども、これほどシビれる戦闘シーンはないね。