地獄少女 三鼎 第10話「鏡の中の金魚」

母親を慕う息子と、旦那に愛され続けたいと願う妻。
このような出だしなので、息子が父親を地獄送りにするのかと思わせておいて、
女であり続けたいと思うがあまり浪費に走る母親を鴨とするセールスマンが対象というお話。
彼が迷っていたのは、地獄がどんなところかという不安であって、セールスマンを一人地獄送りにしても、第2、第3のセールスマンが現れるのではないか?という疑問ではなかった。
(そして実際、その通りに第2のセールスマンが現れてしまう。)
最終的に、関係がよくなかった父親との仲を戻すことで、彼は平穏を取り戻すのだが、最初からそちらの方向性を選ぶべきだったのかもね、ということを考えさせる。