GUNDAM LEGACY(ガンダムレガシー) episode15「thing to cause a new battle」 漫画:夏元雅人 シナリオ:スタジオオルフェ(千葉智宏・中村浩二郎)

かつてマレット・サンギーヌを隊長としたグラナダ特戦隊の面々、リリア・フローベル、ギュスター・パイパー、ユイマン・カーライルの3名は、ミッドナイト・フェンリルの片割れが打ち上げた気化爆弾を回収する。
彼らは気化爆弾をブースターごとサイド3に突撃させる算段だった。
一方、マット・ヒーリィからこの事実を知らされたティターンズのフォルド・ロムフェローとエイガーは、ジオン残党の陰謀阻止を上層部に具申するも、「ジオンのお家騒動には手を出さない」と受け入れられない。
あろうことか、左遷処分まで受けてしまうエイガー。
この対応に嫌気の差したフォルドは、とある決意を固めるが・・・。
ジェイク・ガンス同様、リリア・ブローベールが狂信者になるに至った経緯がないので、読む側は相変わらずおいてけぼり。
多少なりとも思い入れのあるキャラたちがなんの説明もなく、書き手の都合で好き放題にされているのは実に度し難い。
夏元雅人氏が執筆を中断したのが、仮にシナリオに異議を申し立てる意味合いがあったとすれば、その行為を全面的に支持したい。