R25 03/27-04/02 No.231 リクルート

個の正しい選択が、全体の活力の急速な低下を招くというのが今の社会という言葉が印象深い。
個人経済を守ろうとすると、必然的に倹約となる。
だが、個人が皆、自身の経済を守るために倹約、すなわち個人的なブロック経済を行うと、社会全体の景気は急速に悪化する。
だから、全体の景気をよくするために個人経済を開放しろ、ということはできない。
大半の個人は、冗談抜きで開放する余裕など、どこにもないからだ。
給付金は、ある種の救済策ではあると思うが、一瞬で消えさる救済よりも、
(買いものすればするほど税金が安くなるような)個々の消費に応じた定率の減税を施した方が、まだ景気への刺激となろう。