娘TYPE Vol.1 角川書店

最後の一冊を辛うじて入手。危なかった!
月刊ニュータイプの美少女分野を特化した増刊号というコンセプトなんだが、手に取ってみて、これは「角川版メガミマガジン」だなと強く感じた。
消費者にとってみれば、学研だろうが角川だろうが、よいものを提供してくれれば文句ないが、学研はこれを見て、さぞ悔しかろう。あるいは怒り心頭だろうと思った。
個人的には、ガンガンとか電撃大王とかガンダムエースのような分厚い雑誌形態を想像していて、仮にそうだったら今後の継続購入を迷ったと思う。
未だに、雑誌の分厚さをメリットとして謳っている出版社が見受けられるけれど、今の消費者にとってはむしろ逆。
正直、疲れ切った帰り道に、ガンガンみたいな分厚い雑誌を持ち運びたいとは思わないし、ガンダムエース電撃大王が辛うじてギリギリのラインくらい。
(それでも、買うタイミングがかぶって2冊同時に持って帰るとかいう状況になるとうんざりする)
すっきりと持ちやすく読みやすい形態こそが、今の時代にあった雑誌形態。
この娘TYPEも、駅のキヨスクで販売しているプレジデントと同じサイズだったので、購入をためらわなかった。
(プレジデントがわからんという方は、月刊ニュータイプの大きさと厚さを想像してもらうといい。)
角川版メガミマガジンだなぁと感じた理由の一つが、冒頭と巻末のピンナップポスター。
この前半、後半に分けた構成といい、まんまメガミマガジンやね。
ピンナップポスターのサムネイルの見せ方も同じ。
これ、メガミマガジンの中の人が、一部角川に転籍したとかそういうオチだったりするん?(;゚ω゚)
まぁ、それはいいとして、「魔法少女リリカルなのはStrikerS」からのピンナップとしては、成長したティアナとスバルとキャロの麗しい下着姿がデカデカと描かれているのでありました。
ビジュアルコレクションが出て、ようやく既存のイラストが手元にそろったと思った矢先にこれかよ!!
また娘TYPEのピンナップを集めた画集が出たら買うことになるのかよ!!
な感じの一冊。