「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? 〜世界一わかりやすい経済の本〜 細野真宏 扶桑社新書
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)
- 作者: 細野真宏
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2009/02/27
- メディア: 新書
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表題の問題は、メディアが取り上げる年金の未納率は、実は国民年金の未納率のことであって、厚生年金やら全ての年金に対する未納の割合は、実は全体でいう5%程度だというお話。
つまり、5%の未納では年金制度は破綻しないし、他者の未納を言い訳に年金を納めないと、将来的に困るのは未納だった人だけということになるというのを、順序立てて説明している。
また、税金で年金を充当することのナンセンスさも同時に説いている。
が、税金で補ってでも充当しなければヤヴァイのは、医療と福祉だとも説いている。