宇宙海兵隊ギガース 第6巻 今野敏 イラスト:深野洋一 講談社ノベルス

宇宙海兵隊ギガース6 (講談社ノベルス)

宇宙海兵隊ギガース6 (講談社ノベルス)

4年間の空白期間を越えて、ついにスペース・ロボット・オペラが完結する!
第1巻が刊行された2001年から実に10年以上!無事に完結してよかった!
ジュピタリアンの本拠地、ヤマタイ国を目指す地球連合軍は、捕虜としたヤマタイ国の人間が、救助されたかつての仲間、地球連合軍の兵士だったという事実を機密としてひた隠す。
だが、前線の兵士たちは数少ない情報から、憶測とはいえ事実に近いところまで近づいている。
ジュピタリアンとの決戦を前にして、地球連合軍内部には疑心暗鬼の思いが深まっていく。
一方、地球では反戦派のジンナイ議員陣営が奮戦していた。
フリージャーナリストのコニーがWEB上で公開した事実が人々に広まり、木星圏の人間との戦争に厭戦気分が広がっていく。
だが、振り上げた拳を収めるには、相応の理由が必要であった。
地球連合軍、ヤマタイ国の軍は地球での反戦運動など知る由もなく、着々と最後の決戦のときを迎えようとしていた。