シュヴァルツェスマーケン 第5巻 紅蓮なる弔鐘の中で 原作:吉宗綱紀(アージュ) 文:内田弘樹 イラスト:CARNELIAN ファミ通文庫

東ドイツでのBETAとの攻防戦は、BETA側に重光線級が登場したことで、防衛線が崩壊寸前の状況を迎えた。
絶望的な戦況において、第666戦術機中隊は重光線級への光線級吶喊を敢行する。
多大なる犠牲を払いながらも、奇跡的に中隊の人員を欠くことなく13体の重光線級を排除することに成功した第666戦術機中隊。
これで劣勢を挽回できると思った矢先に、重光線級のものと思われる光芒が空を駆け抜ける。
新手の重光線級への対処を迫られる中、首都ベルリンでは国家保安省によるクーデターが勃発。
軍は対BETA戦と同時に、国家保安省との対人類戦への対応を求められる窮地に立たされてしまう。
一つの絶望を乗り越えた矢先に、さらなる絶望が襲ってくる展開。
読み終わったときには今回も思わず「内田ァァァァァァァァァ!!!!!」と叫んでしまう。(褒め言葉)