機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還 第7巻 Ark Performance 角川書店

イングリッド0のジャブローに向かえとの言葉を受けて、ジャブロー行きを思案するレッド・ウェイライン。
上司のジル・ブロッケン・フーバーにユーマ・ライトニングの身柄確保とあわせて相談するも、ジャブロー行きの件はにべもなく断られてしまう。
ジャブロー行きの件をリミア・グリンウッドに相談していたところ、スコット・ウォレスが現れ、彼らに知恵を貸す。
「ユーマ・ライトニングが脱走し、ジャブローへ逃げようとしているので確保に向かう」という名目で、ユーマの身柄を確保しつつジャブローへ向かったレッドら。
道中、ユーマの部隊の仲間たちやジオン残党である潜水艦部隊との合流もあり、海の底からジャブローを目指す。
また、地球連邦政府議長のゴップは地球、人類の安定・安全確保の観点からミナレットの破壊を目指す。
ヴァースキー大尉を名乗るヤザン・ゲーブルを引き抜くことに成功したゴップは、愛娘と可愛がるイングリッド0とともにジャブローへと送りこむ。
ジオン残党の中でも、潜水艦部隊が多く生き残った理由と背景が明らかとなる。
自らの組織の存在意義として「海の敵」を必要とする地球連邦海軍が、「有志」と称して資金援助しているのだという。
そしてヴァースキー大尉率いるバレンスタイン、カワセの3人からなるギャプラン1個小隊の戦闘が熱い。
今回は顔見せ程度の前哨戦に過ぎないが、次回はテミス、ヴァースキー率いる連邦軍ジョニー・ライデンを掲げる部隊の三つ巴の戦いが幕開ける。