まぶらほ〜メイドの巻〜 築地俊彦 富士見ファンタジア文庫

まぶらほ長編第2巻。短編と合わせて第5巻。
てっきり、「ゆうれいの巻、うえ・なか」と来たのでこれはもう「した」でしょうと思いきや、いきなり長編が滑り込みながらタックルしてきました。
話の位置付けとしてはパラレル的なものがありますが、和樹が肉体を失っていないことを考えると「にんげんの巻」のどこかに位置するエピソードになりそうです。
内容
飛行機事故によって遭難した和樹たちは孤島に漂着するも、
そこは世界的な規模で戦いを続けるMMMという名の国際秘密結社の一員が住まう「聖域」であった。
MMMこと「もっともっとメイドさん」はメイドさんを保護するべく世界を股にかけた活躍をしているのだが、メイドさんを快く思わない組織との対立が続いていたのだった。
その筆頭がパジャマ至上主義者の中でも過激派にあたる「水銀旅団」なのだ。
和樹たちは両者の泥沼の戦いへと巻き込まれていく・・・。
感想
誰か、まほろさん呼んで来い、まほろさん!
このままじゃ「もっともっとメイドさん」が負けちゃうよ!!
id:daidoziさん、ぜひともまほろさんを増援として派遣してください!
これは全世界のメイドさん愛好家にとって存亡をかけた一大戦争なのですよ!!!
メイドさん(;´Д`)ハァハァな方々は問答無用で買いです。
純粋な夕菜たんファンは買ったらいけません。
ヒロインが徹頭徹尾悪役に回る作品って初めて見たんだけど・・・。(;´Д`)
ちなみに、この作品には続きがあるんだそうで。
当時増刊に掲載されたという「まぶらほ特別編 THE MAID HAS LANDED」の詳細を激しく希望します!
っていうか本編が非常に意味ありげな終わり方しているんで、どうか短編集にでも収録してください。(;´д⊂)