マリア様がみてる 黄薔薇革命 今野緒雪 コバルト文庫

マリア様がみてる 2 黄薔薇革命 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 2 黄薔薇革命 (コバルト文庫)

内容
 いつも姫に使える騎士のように島津由乃の側にいる支倉令
 いつも支倉令に守られている病弱な乙女、島津由乃
 周りからはそのように見られ、ベスト・スール賞をも受賞した二人。
 けれど、本当の令は絵に描いたような少女趣味で、
 本当の由乃は剣豪小説を読みふける女の子なのだ。
 令は由乃を守っているというその一点が彼女を支えている。
 由乃を支えているつもりが、実は支えられていたのだ。
 そんな令に対して、もっと強くなってほしいとの願いから由乃は妹側から姉妹関係の解消を申し出る。
 果たして二人の関係は修復可能なのか・・・。
感想
 祥子さま最高!(ぉ
 だってだってだって、「今後私は祐巳に『祥子さま』と呼ばれても、返事をしないことにしましたから」なんですよ!
 もうね、最後の最後でこれをやられた日にゃあ、朝っぱらの電車の中で必死になって顔の筋肉を引き締めてたってのに、
 全ての努力が水泡に帰して、途端にニヤニヤしちゃうってばさ!
 ところで、祥子さまは私の中でどういうわけか「天使のいない12月」のしーちゃんとかぶるんだけど・・・。
 あのお姉様お姉様している態度がそのように感じさせるのかしらん?