マリア様がみてる 真夏の一ページ 今野緒雪 コバルト文庫

内容
 夏休みが明けると、山百合会は毎年恒例となった花寺学院高校学園祭のお手伝いを務めることになる。
 ところが紅薔薇さまこと小笠原祥子は大の男嫌い。
 紅薔薇さまが手伝わないわけにはいかず、山百合会の面々は祥子の男嫌いを克服させようと画策する。
 他、山口真美の「タクヤ君」を探せ、支倉令の赤裸々な日々(?)を綴った黄薔薇☆絵日記を収録。
感想
 祥子さま失神キタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!
 既に読まれた方ならばきっと、最初の感想でまずどの場面にブリッジするか丸分かりな罠。
 ここまで読み進めて、紅薔薇ファミリーは祐巳と祥子さまの二人でワンセットでないとダメと言われたわけがわかってきた。
 そもそも「パラソルをさして」でガツンとでかいのが来たわけだけれども、
 以降はもうお二人のラブラブぶりがもう止まんない!
 そのせいか祥子さまメーターがMAXを振り切って壊れたまま鈍感になってしまったようで、
 最近は藤堂志摩子さん萌え。
 だってだってだって、例の事件で志摩子さん乃梨子ちゃんが涙ぐんで抱き合ってるのを見て以来、
 なんか株が急上昇してるんだもん!!ヽ(`Д´)ノ
 乃梨子と正式な姉妹になってからは以前よりも柔らかくなったというか、実に自然体で萌え心をくすぐるヒロインへと進化あそばしました。