「祥子さまって知ってる?」一瞬、我が耳を疑いました。
洗面所にて手を洗っていると、突然同僚がやってきて一言。
「祥子さまって知ってる?」
・・・一瞬、我が耳を疑いました。果て、祥子さまといえば最早マリみての小笠原祥子さまと自動変換される我が脳内。
しかし、前段階の私と同僚が交わした会話にて、マリみてのマの字も出てきていません。
「紅薔薇のこと?」とか「ロサ・キネンシス?」とか返して、全く違う意味の祥子さまだったらもう目も当てられません。
が、どういうわけか次に私が口にした言葉とは
「祥子さまといったら小笠原祥子さまのこと?」
えっらいストレートな答えを返してしまったのですが、どうやらどんぴしゃり。
入社早々1ヶ月もせずしてヤマユリストを一人発見です。
その同僚はえらくガタイのいいスポーツマン系だったのですが、蓋を開けてびっくり。
けっこうそっち方面について語れるということが判明しました。
なんでも、入社早々ガノタであると公言した私ならば、「祥子さま」の意味をわかってくれるはず、と思って話しかけたのだとか。
いやはや、類は友を呼ぶってこういうことなんですな。