DEAR2 あの娘を信じる金曜日 新井輝 富士見ミステリー文庫

あの娘を信じる金曜日―DEAR〈2〉 (富士見ミステリー文庫)

あの娘を信じる金曜日―DEAR〈2〉 (富士見ミステリー文庫)

マリみて最新刊をフラゲしたからといっていきなり感想が来るか、と身構えていた方にありがとうと感謝の言葉を。(ぉ
本作もまた2001年に発行された新井輝氏のライトな感覚の推理ノベル。今回は、半分当たって半分外したといったところ。「犯人」はあてたのだが、まさか二つの「事件」と「事故」が入り組んでいるとまでは思いもよらなかった。おかげでかなり悩まされることに。
しかし「ROOM NO.1301」の新井輝氏と比べるとだいぶ印象が違う。3年も経てば当たり前だが、むしろ3年前の作品から現在の作品に負けず劣らず輝くおもしろさがある。