ジパング 第14・15巻 かわぐちかいじ 講談社

ジパング(14) (モーニング KC)

ジパング(14) (モーニング KC)

ジパング(15) (モーニング KC)

ジパング(15) (モーニング KC)

ダンピールの戦闘でイージス艦「みらい」は飛行科の佐竹一尉の尊い犠牲によって輸送船団の護衛に成功する。
しかし、この死は砲雷長の菊池三佐を中心とした歴史への積極的な介入を望む派閥を強固なものにしてしまう。
1943年4月18日。本来の歴史では戦死する日を迎えた山本五十六司令官は撤退へ向けて陸軍との協議を行うためにラバウルを訪ねていた。
歴史は変わったかに思えたが、一発の銃声が山本五十六司令官を襲う。
イージス艦「みらい」内部の対立は決定的なものとなり、艦長である角松二佐は退艦する道を選ぶ。