機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-28「残る命散る命」

タイトルが「消える命、咲く命」のオマージュというのは、まぁいいとしよう。今回は戦闘がメインということで息つくヒマもない。やはり戦闘がメインになると手放しでおもしろいんだわ。
カガリ・ユラ・アスハ、彼女の理想の大元であるウズミ・ナラ・アスハの理想を守るべく、アスラン・ザラを討つ決意を固めたキラ・ヤマト。搭乗する機体の性能差もあり、現時点で圧倒的。フリーダムガンダムインパルスガンダムの性能差ははっきりとはしないが、互角の戦いを繰り広げたシン・アスカ。彼のポテンシャルは相当なものと見受けられる。が、今の彼は「スターウォーズ」のアナキン・スカイウォーカーもしくはダース・ベイダーばりのダーティーヒーローだ。むしろ、シン・アスカというキャラクターを考えたとき、その方がおもしろいとは思うが。
レイ・ザ・バレルルナマリア・ホーク共に機体大破。ルナマリアは負傷している模様。次の補給でデスティニーガンダムが配備されて、機体の大破したルナマリアインパルスガンダムに乗り換えという形か?しかしそうなるとアスランとレイは何の機体に乗ることに?
トダカ一佐、馬場一尉を始めオーブ連合首長国の軍人が熱い。二人とも戦死してしまわれたが、トダカ一佐の副官が同志を集めてアークエンジェルの下に集うことになるんだろう。しかし、トダカ一佐。救った少年によって命を奪われるとは・・・。さらにキラ・ヤマトミネルバの艦砲破壊したりレイのブレイズザクファントムを無力化するヒマがあるならソードインパルスガンダムを先に押さえればトダカ一佐は死ななくて済んだんじゃ・・・。
アウル・ニーダ戦死。ネオ・ロアノークが沈みゆくオーブの旗艦タケミカズチに敬礼していたことから考えても、軍人としての義は持ち合わせていた模様。戦略上、オーブをたきつけるにはユウナ・ロマ・セイランを煽った方がやりやすいことを熟知しての態度だったわけだ。人間味のある軍人といった評価になるか。