機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-31「明けない夜」

シン・アスカがますますダーティーヒーロー化して良い感じ。キラ・ヤマトを表の主人公とするならば、シン・アスカは裏の主人公と言えると思う。表裏という言葉よりも、むしろ光と陰といった方がよりあてはまるかもしれない。キラ・ヤマトシン・アスカを比較すると、キラは自らを取り巻く環境、人々に恵まれている。シンも恵まれてはいるのだが、それを受け入れずに跳ね除けているようにも見える。キラは周りをも自分の味方につけ、自らの力としていく「柔」のタイプであり、シンは飽くまで自分一人の力(と思い込んでいる)で突き進む「剛」のタイプと言える。