機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-35「混沌の先に」

イザーク・ジュールディアッカ・エルスマンが無事なようで何より。・・・というか、宇宙での戦闘はどちらかというとザフト側に地の利があるわけで、早々にイザークディアッカレベルのパイロットが地球連合に遅れを取るわけもなかったか。とりあえず、神谷せんせが大喜びしてたんじゃないかと邪推。
前回の爆発、ミネルバタンホイザーの水蒸気爆発にしてはタイミングが遅れすぎているし、フリーダムガンダムの核爆発と考えるとタイミングは合っているけれども、爆発の規模が核爆発の規模ではない。というわけで「???」と思っていたわけだけれども、なるほどアークエンジェルのエンジンの一つを切り離して爆発させたものだったと。胴体上部分から切り離されたフリーダムガンダムも、カガリ・ユラ・アスハストライクルージュが無事に回収。Nジャマーキャンセラーを搭載した部分も回収しているように見えるので、これなら施設さえあれば再建可能。オーブ連合首長国内で再建されたフリーダムガンダムのことを保志総一朗氏は「ラクスが作り直してくれた」と表現していたが、これは、停戦後に中破したフリーダムガンダムを回収し、様々な人々(例えばオーブの旧ウズミ・ナラ・アスハ派)の協力を得て復元できるように取り計らったという意味と解釈すべきで、ラクス自身が復元してオーブ内に隠したと受け取るべきではないと思う。
そのラクス・クライン、着々と反撃の準備。ドムトルーパーストライクフリーダムガンダムの最終調整。この分だと、インフィニットジャスティスガンダムラクス率いる旧クライン派が建造していると思われる。一方のザフトも新型量産MSを着々と配備中。青いグフイグナイテッドは制式量産を見送られたと設定にあったと思ったのだが、バビとのシステム的な部分を共通化させているところを見ると、制式機として採用されたんだろうか。さらにはエース級用のデスティニーガンダムレジェンドガンダムロールアウト直前。無邪気に喜ぶシン・アスカギルバート・デュランダルへの不信感を露にするアスラン・ザラ。次回の脱走にはルナマリア・ホークメイリン・ホークの姉妹が関与しそう。しかし、なぜ脱ぐメイリン!?(ぉ
しかし、鍵を握るラクスは宇宙。肝心のアークエンジェルは満身創痍で地球。宇宙に上がれる状態ではないように見えるが、エターナルが降下するのか、それともアークエンジェルが宇宙に上がるのか。はたまた、機体だけ降下するのか。「機動戦士Zガンダム」のアポリーがカミーユ・ビダンZガンダムを届けたように、マーチン・ダコスタ君がストライクフリーダムガンダムキラ・ヤマトに届けたら、どれだけパクリと騒がれようと、私はただ一人絶賛するが。